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◆1960年代のビクターポータブル電蓄「SPE-8200」の修復修理 VOL2

.16 2015 レトロオーディオの修理 comment(0) trackback(0)

ご依頼のお客様からご要望がありました。

①アームに触れると、ハム音が変化します。
②電源ヒューズの取り付けは可能でしょうか?
③安心して使用していく為に電源部の電解コンデンサー交換が必要ではないかと思われます。
 必要であればお願いしたいと考えております。

①のハムの問題の点検を行こないましたが、配線、パーツなどに異常はありません。
これは複合管のヒーター回路からACのハムを拾っています。

①「アームに触れると、ハム音が変化します」

トランスレス方式ですから致し方ありません。 
誘導ハムを減らすコツは電源コンセントへのACキャップ差し込み方向を逆に差し変えて
少しでもハムの少ない方を選びましょう。


ポータブル電蓄の回路構成と再生音域・出力等ハムの問題では設計段階で許容範囲
と考えます。
レコード再生中ボリュームを中以下では殆ど気にならないかと思います。
出来れノーハムにしたいところですが、対策はありませんので、ご理解をお願い致します。


DSCF5381_500X375.jpg

↑ 電源ヒューズと電解コンデンサーの交換を行います。 使用するパーツです。
下側のグレーのコンデンサーは取り外したブロック型電解コンデンサーですが、
現在は製造しておりませんので、単体の電解コンデンサーを3個使用いたします。
400V100μF×2個 と400V47μF×1個です。


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↑ 電源ヒューズホルダーとヒューズを取り付け配線いたしました。


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↑ 交換前の電解コンデンサーです。


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↑ 電解コンデンサーをラグ板を介して取り付け配線いたしました。



DSCF5375_500X375.jpg

↑ 電源ヒューズ取り付けと電解コンデンサー交換完了です。


DSCF5376_500X375.jpg

↑ フォノモーター巻線に60Hzのタップがありますので、念のため切り替えておきます。


DSCF5379_500X375.jpg

↑ リード線の60Hzに半田付けをいたしました。 少し回転が遅い方に変化しました。

エージングテストを行います。





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