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◆ナショナルTechnicsセパレートステレオ「SC-1700」の修復修理

.17 2015 家電品の修理 comment(1) trackback(0)
  
予てより修復修理のご相談がありましたナショナルTechnicsセパレートステレオ「SC-1700」
のお見積もりのため、仮修理を行います。


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↑ 往年の高性能ナショナルTechnicsセパレートステレオです。


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↑ 動作不良のセンター部分のみお送り頂きました。スピーカーは送っていただきませんが、
スピーカーは30cmウーハーと30cmマルチセルラーホーン採用の3Way密閉型です。
このスピーカーの生の音を聴いてみたいものです。


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↑ レコードプレーヤーはベルトドライブです。
カートリッジは珍しい半導体カートリッジです。


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↑ 後部の様子です。





先ず、レコードプレーヤーをキャビネットから取り外します。

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↑ ターンテーブルのドライブベルトは経年劣化でターンテーブルのリムにくっ付いたまま
固形化しています。
ゴムが変質してアルミと相性が良いのか剥がれません。


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↑ リムを傷つけないようにカッターナイフで削り落としました。


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↑ ターンテーブルボード上面のオートリターン機構を点検修理をいたします。


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↑ ターンテーブルボード裏面のオートリターン機構その他の機能を点検修理をいたします。
ターンテーブルボードは頑丈なダイキャスト製です。


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↑ フォノモーターです。
防振ゴムの劣化状態とモーターの注油と点検をいたします。


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↑ アームのリターンとアップダウンを行うメカです。 点検を行います。


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↑ チューナーアンプの点検修理を行います。


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↑ 低音 中音 高音のマルチアンプです。


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↑ 全てのボリューム、スイッチ関係、などの接触不良を修復するため、ツマミと操作パネル
を取り外します。


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↑ ダイヤルパネルを取り外しました。


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↑ 非常に奥まった個所にある全てのボリュームとスイッチ群に接点クリーナー、接点復活剤
を注入して、丹念にすり合わせを行い、接触不良を完全に修復いたしました。

この時点でラジオの音出しに成功しています。


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↑ レコードプレーヤーの修復修理はメカのスタート、オートリターンの正常動作の再現に
成功いたしました。

しかし、レコードから音を取り出すピックアップカートリッジが動作をしません。
このカートリッジは当時は非常に珍しい最先端の「半導体カートリッジ」です。

原因はカートリッジの端子の接触片の不良を発見いたしました。
画像の通りカートリッジの4本の脚部に差し込む非常に小さな部品が折れていました。


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↑ そこで、直接カートリッジに4本の極細のリード線を半田付けいたしました。
これで、完璧です。


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↑ レコード針の先が折れてなくなっていましたので、新しいダイヤモンド針を取り付けました。


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↑ いよいよレコードテストです。


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↑ ヘッドホンでの試聴ですが、素晴らしいです。




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まちだまこと
scー1700の、ゴムベルトが、欲しいのですが、送ってもらいますか?
2018.09.29 20:56

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