ビンテージ電蓄1940年代MADE IN USA PHILCO MODEL 650の修復修理は、
前回VOL3でレコードプレーヤーの仮修復修理を行い音出しに成功いたしました。
これで機器の仮修復修理により本修理時の工程が確立されました。
次は問題のキャビネットの修復があります。
これは、塗装の劣化部分をどのように補修を行うか、悩ましいところですが、
既にご依頼者とご相談の結果、オリジナル継承を重視の方向で部分補修を決定済みです。
全く塗装が剥離した部分の塗装の方法を別の保管している不用のキャビネットで試験塗装を
行ってから最も適した方法をとる予定です。


↑ レコードプレーヤー/シャーシー/スピーカーなど全てを取り外したキャビネットです。

↑ 内部の様子です。



↑ スピーカーバッフルボードとグリルネットを外します。

↑ スピーカーバッフルボードとグリルネットを外した前面の様子です。


↑ スピーカーバッフルボードとグリルネットを外した内部の様子です。



↑ 上扉の開閉時に手を放すと扉が閉まってしまいます。
ストッパーの修理を行いました。
キャビネットの塗装修復の下準備にかかります。
全く塗装が剥離した部分と現塗装部分との境界部分が自然に見えるように塗装するために
別の保管している不用のキャビネットで試験塗装を行ってから最も適した方法をとる予定です。







↑ レトロ感を残しながら全体のバランスのとれた部分修復塗装の難しさに挑戦します。
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